小林一三生誕150年祭!!!Ver.1 ~星組誕生★90年~

2023年5月27日(土)16:00開演 マグノリアホール

出演:鳳 蘭/7代目宝塚歌劇団星組トップスター
   日向 薫/10代目宝塚歌劇団星組トップスター
   麻路 さき/12代目宝塚歌劇団星組トップスター

 

ネッシーさんのファンとしては若干物足りない感じ。鳳蘭無双だった(笑)。1部は一三先生の業績振り返りとそれぞれのトップ時代のエピソード。どうしても既に知ってる話が多くなるから、こういう時は司会の方がもう少し突っ込んだ話をするように誘導してほしいところ。だってこういうイベントに来る人たちは相当コアなファンだし。
今度はシメさんとネッシーさんでやってほしいなー。シメさんは音楽学校の先生だからこういうのは出ないのかな?27日の午後の部はじゅんべさんも来ておられた。変わらず雰囲気が可愛らしい感じ。

2部はネッシーさんとマリコさんが「パレード・タカラヅカ」を歌って登場。それぞれが2曲歌い、締めは3人共フェルゼンを演じたことがあるということで「愛あればこそ」。ただ3人のハモリはいまいちで無理して3人で歌うことなかったかなーとも思った。
ネッシーさんはディガ・ディガ・ドゥより「いつも夢みて」と紫禁城の落日より「大いなる落日」。ネッシーさんいつも「大いなる落日」を歌われるけどたまには変えて欲しいなー。「夢泥棒、恋泥棒」「希望の帆」「炎のボレロ」「エリシュオン」「春の日の夢」とか他に聴きたい曲がいっぱいあるんだけど...。
「いつも夢みて」は大好き。歌終わりそのままシギさんとダンスしてほしかった。当時はそこまで分析してなかったんだけど、きっと私はネッシーさんの相手役を包み込むようなやわらかい優しい雰囲気が好きだったんだと思う。

鳳蘭はお年を考えると脅威の歌声。歌が芝居になっていて一瞬でその世界観にもっていかれる。すごい。

藤井大介先生と野口幸作先生が最前列に座っておられて、お二人を認識していないツレちゃんが2人のことをオッサンとかぼくちゃんと呼びかけていたのでかなりウケた。「なんでこんなおっさんたちが最前列に?」とか野口先生がうなづきながら曲を聴いておられたので「ぼくちゃん、私の宝塚時代知らないでしょ?」とか言ってて、さすがに最後のほうにマリコさんが「演出家の先生なんですよ」と教えてあげて、ツレちゃんかなり動揺してはった(笑)。でもまぁ鳳蘭からしたら野口先生はぼくちゃんだろうな(笑)。観客大爆笑。藤井先生が「お食事ご一緒したことが...」とアピールしていて「マスクしてるからや」とマスクのせいにしておられた(笑)。あーおかし。


ベルばらの話が結構出てたから思ったけど、野口先生潤色演出のベルばらならちょっと観てみたいかも。ベルばら45周年の記念イベント公演『ベルサイユのばら45』の時に今の時代に不要な場面削ったらやっぱりベルばらっておもしろいかもと思ったのを思い出した。歌舞伎の見得のように型がある芝居も宝塚の1つの伝統ではあるだろうし。それになにより柚香光に喜多先生の「ばらのタンゴ」を踊ってオラついてほしい。あーでもオスカルは「ばらのタンゴ」は踊らないのかな。うーむ。