宝塚大劇場花組公演『うたかたの恋』

1月3日(火)11:00公演 立ち見センター(友の会一般)
1月3日(火)15:30公演 S席1階上手(友の会先着)
1月19日(木)11:00公演 A席1階上手(友の会先着)
1月19日(木)15:30公演 S席2階センター(eplus)
1月20日(金)13:00公演 A席1階センター(友の会先着)
1月21日(土)11:00公演 立ち見下手(友の会一般)
1月21日(土)15:30公演 S席2階センター(チケトレ、vpass)
1月22日(日)15:30公演 B席上手(JCB
1月23日(月)13:00公演 B席上手(友の会先着)
1月24日(火)11:00公演 S席2階センター(カンフェティ)
1月27日(金)13:00公演 A席1階下手(友の会先着)
1月28日(土)11:00公演 A席1階センター(友の会2次抽選)
1月29日(日)15:30公演 A席1階下手(チケトレ)

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2023/utakatanokoi/index.html

わー、知らん間に13公演観てた。どんだけー。いや、でも全然観足りてない。あと100回は余裕で観れる。

うたかたの恋』はターコさんとモックさんの映像の一部を小学校の時に観ていて、小学生ながらターコさんのかっこよさにクラクラとなってた記憶が。歌は主題歌集のレコード(!)を買って聴きまくったし、大人になってからもitunesで購入して、ことあるごとに聞いていたくらい大好き。その後の星組の再演はシメさんなら観に行ってたと思うけど、休演されてしまったので行かなかったんだよなー。

まぁでも今回、柚香光がこれだけ完成度の高いルドルフを演じてしまうと、今後再演するのはなかなか勇気がいるのでは、と思うくらい素晴らしい舞台だったし、安易に全国ツアーで再演して欲しくないとも思う。

・ベタな感想だけど、最初の双頭の鷲の赤絨毯の演出は素晴らしい。何回観ても新鮮に感動する。柴田先生、ブラボー!

・この赤絨毯は真ん中で分かれていて、暗転時に左右から引っ張ってるんだろうか?裏方さんのドキュメンタリーを見てみたい。

・柚香光演じるルドルフがもうここから物憂げで、そうだよなー、ルドルフってそういう人だよなーと。

・でも星風まどか演じるマリーと踊る時は一瞬だけでも幸せそうなのが、なんともまた...

・そして銃声が鳴る前にまた目の表情が変わり、これから始まる物語を予感させてドキッとする。

・ステファニーと踊る時の表情のない目にも釘付け。

・ルドルフの声が好き。本当にルドルフって感じ(これはファンの贔屓目か!?)。

・聖乃あすか演じるブラットフィッシュがかわいいー。ルドルフの「ブラットフィッシュ!」っていう言い方も好き。

・「小さな青い花」の歌が素晴らしかった。途中すごくターコさん味を感じてたんだけど(それはそれですごく良かった)、最終週はもう完璧に柚香光の「小さな青い花」だった。

・ルドルフからお手紙をもらったマリーも本当に17歳なんじゃないかと思うくらい自然に可愛くてニヤニヤした。再開後からまどかちゃんの演技がどんどん自然になっていったように思う。「今日はなんていい日なんだろう!」というセリフが大好き。花組さんを観劇できる日の私の気持ちだわ。

・「孤独と自然」の歌も柚香光が歌うと情景が目に浮かぶし、改めて柴田先生の歌詞が好き。

・「また会えますか」の後、キスされるマリーの手がグーになっているのがかわいい。

・プラーター公園で踊る殿下もかっこよかったなー。ミッツィと最後なんか話してるのも色っぽい(マリーがいるのにそれはそれで遊んでそうな殿下)。いつだったか今回で卒業する都姫ここにおでこコツンとしてて、されたここちゃんがほっぺたに手をあててキャーってなってるのが可愛すぎた。わかりみが深い。

・マリーに指輪を渡して、「内側の言葉を見てほしいんだ」という時の顔の近づけかたがイイし、その後のマリーの反応を待つルドルフの表情に、あー本当にルドルフっていう人は愛情に飢えて愛を求めている人なんだなーと胸が締め付けられる思いだった。

・そしてそして、自暴自棄になったルドルフ!演技に思えなかった。かわいそうだし、救ってあげたくなるし、でも究極にかっこいいし。観てる方も感情がウワーってなる。銃を撃った時に反動で後ろに反るのもリアルだったなー。

・で、マリーが戻ってきてマリーに縋り付くルドルフの目が、目が...。精神状態が本当にもうギリギリ、マリー助けて!という目で、観てるこちらも涙、涙。28日だったと思うけど、ここで恋人繋ぎをした時があって、それが本当に自然な流れで、演技ではなくてその人として生きてるからこんなにも自然なんだろうなと改めて思った。

・なのになのに突然オスになって「お前を清らかなままでおこうとした誓いを、自分で破ろう」って...。キャーってなるしかない。ここのルドルフの目つきが本当に女性が演じてるんですか?っていう感じでたまらんかった。観劇の後半戦は、申し訳ないけど次の幕前のお芝居の間は目を瞑ってこのルドルフを反芻してた(ヤバい)。

・峰果とわ演じる皇帝、フランツも最後の方は迫力増し増しになってきてよかった。

・マリーを修道院に送ると言われて一瞬反抗してみるものの、すぐ諦めざるをえないルドルフのうっすら笑顔さえ浮かべる表情が悲しい。これまで何回こんな事があったんだろうか。

・双頭の鷲のコーラスがよかったなー。特に最初の「Ah-、Ah-」っていうところ鳥肌が立つくらい良かった。コーラス誰なんだろう。ちゃんとプログラムに記載してほしい。歌詞と演出でハプスブルク帝国がもうどにもならないところまで追い詰められた感が伝わってくる。そしてここから舞踏会のセットになるのにも唸る。小柳先生の潤色・演出が色々バッチリはまってる。昔、宝塚グラフで「柴田先生とコーヒーブレイク」という柴田先生が生徒と対談する連載があってすごくおもしろくて好きだったんだけど、これを小柳先生で復活してほしい。柴田先生が時に厳しい指摘をしながらも常に愛情を持って少しでも生徒が成長できるように促していたのが印象的。

・『うたかたの恋』は場面転換時の音楽も素晴らしいと思う。本当に柴田先生と寺田先生がノリに乗ってる時の作品なんだなー。

・かくれんぼのアドリブも毎回楽しかったなー。甘々ルドルフ。

・寝室の場面は、マリーが本当にあどけなく「私の大好きなルドルフ」って言うのでここらへんから毎回泣いてた。わかる、わかるよマリー。ここでマリーが本当にルドルフといて幸せって思っててくれないとルドルフがすごく勝手な人になっちゃうから、ここの2人のやりとりって本当に大事だと思う。

・ルドルフの「静かに」って言う言い方もよかった...。これこそ一言では言い表せない感情が込められてた。後半は頬をマリーのおでこに実際にくっつけたように思うけど、本当はもっとガッとくっつけたかったんじゃないだろうか。

・最後はわかってるのに毎回泣いてしまった。ルドルフの人生があまりにも悲しいというのもあるし、どうしてこうなってしまったのかハプスブルクよ、とも思うし。マリーがそのまま置いておかれたという事実にも涙。ジャンが「慚愧に堪えずーーー」って言うところでより泣いてしまう。

・最後の雪のマイヤーリンクの場面は当初から賛否両論あったらしいけど、これでこそ宝塚だとは思うなぁ。なんせ2人が美しい。

・今回新調されたルドルフの軍服、衣装はすべて完璧だった。有村先生ありがとうございます。それを完璧に着こなす柚香光に改めて惚れた。

全国ツアー花組公演『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』後半

名取市文化会館
10月28日(金)18:00公演 S席1階下手(友の会)
10月29日(土)12:00公演 A席2階センター(電話)
10月29日(土)16:30公演 S席2階上手(電話)

日本特殊陶業市民会館フォレストホール
11月2日(水)16:30公演 A席2階センター(JCB
11月3日(木)11:00公演 S席1階上手(vpass先着)
11月3日(木)15:30公演 B席4階センター(vpass先着)

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/firenze/index.html

 

長野は仕事で泣く泣く諦めたけど、11公演観れたのでまぁよかった。でも全国ツアーは最後の挨拶を全部聞きたくなる。毎公演、柚香光のかわいさが爆裂してた。音声だけでもいいから記録しておいてほしいけど、残らないからこその自由さもあるのかもなー。

・お芝居はいくつか演出の変更があり、カーニバルでアントニオがパメラの手を取らなくなったのはその後の流れ的にすっきりしたのでよかった。
・お芝居ラストのトニオはツアー前半に比べ後悔がすごく滲み出ていた。
・愛蘭みこのセレーナのアドリブも毎回可愛くて可愛くて。一気にファン増えただろうな。
・酒場やカーニバル、舞踏会の場面のダンスの質、揃い方のレベルが高い。
・最初の舞踏会の場面、柚香光の黒燕尾は眼福。
・水美舞斗のお芝居はいわゆる宝塚芝居なんだなーと思った。ただ柚香光、星風まどか、永久輝せあのお芝居の方向性はそっちではないので逆に浮いてしまってるような気がした。
・さんざん言われてるけど、1年前の全国ツアーの時を思うと聖乃あすかの男役としての成長ぶりがすごい。
・マチルドの咲乃深音も梅田に比べると随分酒場の女らしくなってたと思う。
・パメラがレオナルドと行こうとしていたところは何処なんだろうなー。何処でもよかったのかな...。トニオといられないならどこでも地獄だったんだろうか。

・ショーはやっぱりmomentの柚香光のダンスが最高。本当に毎回幸せな気持ちになった。あの笑顔を思い出すだけで幸せ。
・マイティ、ほのかちゃん、ひとこちゃんのアドリブも毎回楽しかったなー。特にひとこちゃんの方言の発音が毎回完璧で耳がいいんだろうなーと思った。実はものまねも得意なんじゃないだろうか。
・千秋楽のTo the Futureでほのかちゃんが「祝 完走」と言った時は涙がドバッ。
・千秋楽の柚香光のご挨拶は、もうなんていうか嬉しさが溢れ出ていて、いつもいつもこうでありますようにと願わずにはおれなかったわ。
・初めて劇場で花組ポーズをできて嬉しかった!

今回の全国ツアーは名古屋の初日以外すべていいお天気でよかった!

 

久良三で牡蠣の味噌煮込みうどん。美味しかった。

 

この駅弁なかなかのヒットだった。

 

ほのかちゃんが食べたらしいぴよりんのケーキは売り切れてたのでサブレをお土産に。

全国ツアー花組公演『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』前半

梅田芸術劇場メインホール
10月15日(土)16:30公演 S席1階上手(Vpass先着)

神奈川県民ホール
10月21日(金)18:30公演 S席1階やや下手(Vpass先着)
10月22日(土)12:00公演 S席1階上手(チケットかながわ)
10月22日(土)16:30公演 A席3階下手(JCB
10月23日(日)15:30公演 S席1階センター(チケットかながわ)

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/firenze/index.html

まだ名取と名古屋も行く予定なんだけど、ひとまず簡単な感想。

・柚香光が渋くてノーブルでかっこいい。
・柚香光演じるアントニオの瞳が哀しい。
・♪パメラ、パメラの歌い出し、優しくて慈愛に満ちていて胸を打つ。
・やっぱりアントニオもパメラに一目惚れしたのでは。
・でもアントニオの立場・性格上、色々理由づけが必要だったんだろう。
・神奈川では歌い終わりがキス一歩手前に変更になったけど、ここはもうキスしてもいいんじゃないかと思う。だって結婚を考えるほど打ち解けたんだし。
・梅田ではここがバックハグだけだったので酒場でアントニオが結婚を宣言するのがちょっと唐突に感じた。
・星風まどか演じるパメラも神奈川で演技を微調整してきてすごいよかった。特に23日(日)は「本当のことですから」の言い方とかウフフの笑い方とか自分的に解釈一致だった。トニオとパメラが哀しくて23日のソワレは観ていて泣いてしまった。
・柴田先生と寺田先生の原点を観た思い。
・なんでこれを全国ツアーに、という意見もあるようだけど、この芝居はスターシステムに囚われていない人が観た方が楽しめるのでは。若手にもいっぱい台詞があるのは柴田先生だなー。それにパーティとか酒場、カーニバルの場面は宝塚を初めて観る人は楽しいと思う。
・柴田先生の台詞や歌詞は本当に詩的で美しい。『巡礼の年』が観念的かつ直接な台詞が多かったので余計にそう思った。もっと比喩を使っていってほしい。
・レオナルドの役はもっとおいしい役のはず。ちょっとただの考え足らずの次男坊にみえたのが残念。もっと影があった方がいいのではと思った。
・アンジェラは今の星空美咲にぴったりでよかった。
オテロはこういう役だから仕方ないかもしれないけど、宝塚的にはそろそろ永久輝せあは恋愛をがっつりする役をやったほうがいいんじゃないかと思った(男として)。『炎のボレロ』のジェラール・クレマンとかハマりそう。柴田先生ばっかりだけど『紫子』の風吹も似合いそうなんだよなー。
・カーニバルでアンジェラがトニオにパメラの方へ行くように仕向けて、トニオがパメラに拒絶された後アンジェラと一緒に立ち去っていくけど、アンジェラ的にここはどういう気持ちなんだろうか。トニオもよくすんなりアンジェラの方に行けるなーと思った。ここの気持ちの解釈を聞いてみたい。
・ショーのmomentの場面で追加された柚香光の踊りが本当によかった。踊りだす前のちょっとした溜めから一気に爆発する感じで観ている方の感情も弾けて毎回うっすら泣いてしまう。
・まどかちゃんとはジャズのセッションのように即興的なニュアンスもあり素敵。
・とにかく柚香光のすべての視線にうっとりする。
・デュエットダンスは幸福の極み。
・聖乃あすかの「小籠包」「崎陽軒食べた?」のアドリブは最高。階段で待機してる柚香光はよく笑わずにいられるわ。
・柚香光の全国ツアーのパレード後の挨拶は全部記録すべきなんでは。これをオンデマンドのプレミアムプランに入れてくれたら間違いなく柚香光のファンはみんな契約するでしょ。
・梅芸の前方上手席、音響が最悪だった。

 







2022年前半備忘録

まだ若干東京宝塚劇場の『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』の休演のダメージが残っている感じ...。観客はある程度普通の生活ができるから観れなかった痛手だけ(と言ってもかなり大きい痛手)だけど、ジェンヌのみなさんは外でご飯食べることもできず息抜きもそんなにできずに大変だろうな(泣)。劇団はコミュニケーション面でなにか対策たてたりしてるんだろうか。今日のタカラヅカニュース見てたら休演中も劇場で自主稽古は出来てたみたいで、寮の部屋に篭りっきりではないと知れただけでちょっと安心した。ファンもホッとするのでそういう情報はどんどん積極的に出していってほしいな。

 

2022年1月8日(土)

ミューザ川崎ホリデーアフタヌーンコンサート2021後期
藤田真央 ピアノ・リサイタル
《天衣無縫のピアニズム》 

:公演情報│ミューザ川崎シンフォニーホール

ショパンノクターンOp.48
ショパン:バラード第3番Op.47
リスト:バラード第2番 S.171 R.16
ブラームス:主題と変奏ニ短調Op.18b
クララ・シューマン:3つのロマンスOp.21
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番Op.22

期待に違わず素晴らしかった。お互いに影響を与え合っていた当時の作曲家たちの曲をこのような流れで聴けたのもよかった(『巡礼の年』を観た今となってはショパンからのリストの流れに胸熱)。特に「クララ・シューマン:3つのロマンスOp.21」がよかったわー。

 

2022年1月15日(土)

プペル ~天明の護美人間~ 昼の部、夜の部

自分とは絶対合わないという100%の確信があったけど勸玄くんが出るから苦渋の思いで(おおげさ)観に行った。本当に内容が薄っぺらくてなんだかなー。海老蔵はなんでキンコン西野みたいな話が上手いだけのうわっつら人間に取り込まれるんだろうか(本人もそうだから?)。海老蔵がやる分には全然いいと思うんだけど、勸玄くんのこと考えるとそっち方面には手を出さないでほしいという勸玄くんのいちファンの願い。

 

2022年1月19日(水)

藤田真央 ピアノリサイタル

Concert Details | 東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール

ショパン:2つのノクターン op.48/バラード第3番変イ長調 op.47
リスト:バラード第2番ロ短調S.171 R.16
ブラームス:主題と変奏ニ短調 op.18b
クララ・シューマン:3つのロマンス op.21
ロベルト・シューマンピアノソナタ第2番ト短調 op.22

こんなん何回聴いてもいいですからね〜

 

2022年2月18日(金)

諏訪内晶子 ヴァイオリン・リサイタル
J.S.バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ 全曲演奏会

招待券をいただいたので。11月にイザベル・ファウストを聴いたばかりだったのでどうしても比べてしまったが、イザベル・ファウストの素晴らしさがよくわかった。

 

2022年3月19日(土)

シュツットガルト・バレエ団の輝けるスターたち

ベタな感想になるけどフリーデマン・フォーゲルのボレロがよかった。

 

2022年4月11日(月)

藤田真央 ピアノリサイタル

Concert Details | 東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K570
シューベルト:3つのピアノ曲 D946
ブラームス:主題と変奏 ニ短調 op.18b
クララ・シューマン:3つのロマンス op.21
ロベルト・シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 op.22

アンコール公演ということでまた観に行った。日本で積極的にリサイタルしてくれて有難い。聴く側もだんだん曲への解釈が深まっていくけど、毎回新鮮に聴ける。やっぱり3つのロマンス op.21がグッとくるな。アンコールのブラームス:6つの小品 「ロマンス」op.118-5の選曲がニクい。インタビューを読んだり見たりしてると藤田真央さんって若いけど考え方がいい感じで古風なのかなとも思う。将来はバレンボイムのように指揮者にもなれるのでは。

 

2022年4月15日(金)

NHK交響楽団 第1955回 定期公演 池袋Cプログラム

指揮:クリストフ・エッシェンバッハ

曲目:マーラー交響曲 第5番 嬰ハ短調

ちょっと自分には合わなかった。

 

2022年5月13日(金)

みんな我が子 -All My Sons-

堤真一が出演するから観に行った。森田剛がとにかくガナってたなー。日本人がこういう役を演じるのって相当難しそう。あんまり響いてこなかった。

 

2022年5月14日(土)

NHK交響楽団 第1956回 定期公演 池袋Aプログラム

指揮:マレク・ヤノフスキ

曲目:シューマン/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調

   シューベルト交響曲 第8番 ハ長調 D. 944「ザ・グレート」

「ザ・グレート」素晴らしかった!シビれた。こういう演奏をたまに聴けるからコンサート通いがやめられない。

 

2022年5月20日(金)

NHK交響楽団 第1957回 定期公演 池袋Cプログラム

指揮:ファビオ・ルイージ

ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ

曲目:モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲

   モーツァルト/ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K. 466

   ベートーヴェン交響曲 第8番 ヘ長調 作品93

メルニコフの演奏を一度聴いてみたいと思い行ったのだけど、どうも私のタイプではない感じ。

 

宝塚花組公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』

6月7日(火)11:00公演 B席2階下手(一般)、15:30公演 A席1階やや下手(一般)

6月19日(日)11:00公演 S席1階やや下手(友の会)、15:30公演 SS席5列目1階センター(JCB

6月20日(月)13:00公演 A席1階やや上手(友の会)

7月4日(月)13:00公演 S席1階下手(友の会)

7月5日(火)11:00公演 S席1階上手(友の会)、15:30公演 S席2階やや下手(ぴあ)

7月9日(土)11:00公演 S席1階センター(チケトレ)、15:30公演 S席2階やや下手(VISA)

7月10日(日)11:00公演 A席1階上手(知人)、15:30公演 A席センター(チケトレ)

宝塚大劇場

https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/junreinotoshi/

 

12公演も観た。自分でもびっくりするわ。だんだん歯止めがきかなくなってる。でも本当は全公演観たいくらい。

『巡礼の年』を初めて観た時は、「うーん、最後の方、ちょっと唐突かなー」「少し説明不足なんでは」と思ったものの、最初のフランツ・リストジョルジュ・サンドの場面とアイドルリストのゲーミングピアノだんじり(すごい単語)の場面で通うこと決定!という感じ。ピアノだんじりが始まると自分の体温が1,2度上がるのを感じる。本当に周りに侍る貴婦人と同じ状態でうっとりするのでよく出来た場面だわ(笑)。ただ公演後半はリストがここから既に苦しそうなので単純に喜べなかったけど。

公演が進むにつれ、柚香光の演技が本当に深まってきて素晴らしくて回想の場面では毎回涙、涙。本当に心の底から苦しそうで、これを2回公演続けて演じるって相当体力と精神力がいるのでは...。ショパンに「♪わからない、わかってない、俺の気持ちがお前には」と歌うところと、回想の場面で天才ショパンが登場して「♪もっともっと遠く〜」と歌うところは観てる側も本当に苦しかったわ(思い出すだけで涙が)。ただ、このリストって全く宝塚のトップスター向けの役ではないので、ここまで魅せてくれるのは柚香光の美と演技力のたまものだと思う。

で、マリーと出会って束の間の安らぎを得るわけだけど、その安らぎの中で作曲した「巡礼の年 スイス」を演奏することによってまた修羅の世界に戻っていくリスト...。なんという皮肉。ナウオンか何かで柚香光がここらへんのリストを評して「やー愚かだわ」みたいなこと言ってたけど、ホントに...。だもんで、マリーの「どうして 手を離したの」ではマリーにがっつり感情移入して涙、涙。

柚香光が感情を歌に込めて歌うのが素晴らしく上手いというのはわかっていたけど、今回は星風まどかの歌も素晴らしくて、毎度毎度グッときていた。毎公演歌に込める感情が少しづつ違っていたような気がして、今日は悲しみが強めだなーとか、今日は自嘲みたいなものも少し入ってる?とか本当によかった。今のまどかちゃん演ずるエバが観たいとも思った。

パリを捨てたらのコーラスは圧巻の一言。ワクワクした。こんなこと言うのもなんだけど宝塚の水準を遥かに超えていると思う。今の花組さんは本当にプロフェッショナルの集団。一方で圧倒的な美の集団でもあるから驚くわ。ほんと間に合ってよかった。

それから柚香光の剣舞がまた、もう素晴らしくて。技術の高さと男役の魅せ方が融合された素晴らしい舞いだった。

精神世界の場面を受け入れられるかどうかで、このお芝居に対する評価は変わりそうだなー。私としてはリストがちょっとプッツンして、こっちの世界に来ちゃったのかなーと思ってみていた。で、ショパンとのやりとりはショパンが呼んだのかな?まぁでもわかりづらいのは確か。演者の演技力のおかげという場面だとは思う。

 

『Fashionable Empire』は柚香光の爆踊り場面がないのが寂しいけど、リストを演じてるからこれくらいの配分で今回はよかったんだろう。衣装も初見では「うーん」と思う部分が無いわけではなかったけど、柚香光をはじめ花組のみなさんが楽しそうなので、そんなことどうでもいっかとなってしまった。もっとトンチキなお衣装を昔散々見ているので耐性があるというか...

プロローグで王座から下りてきた柚香光が「♪俺の手をとるか」「♪ここへ来ないか」って歌いはじめる時はいつも「取る〜」「行く〜」と心の中でコールアンドレスポンスしてた。公演最後の方は「だから行くって〜」って感じ。

まぁこのショーはなんと言ってもフィナーレのロングコート、スーツにハットの場面が良すぎて、この場面だけで何回も通う価値がある。もーほんとカッコよくて泣いた。心の中で何回「カッコいいー」って叫んでたか。コート脱いで銀橋に行く時の洒脱さにはゾクゾクして、観に来てよかったと毎回心底思わせてくれた。デュエットがあるからしょうがないけど途中で柚香光がはけていくのが本当に残念。そう思うと『The Fascination!』の流れはよかったな。

ちょっと残念だったのは水美舞斗の「Club MISTY」の振り付けかな。あまり男役感のないバレエ寄りの優雅な感じの振り付けでちょっと場面にあってないように思ったし、展開がもっさりしててノリきれないというか。もったいなーといつも思ってた。全国ツアーではちょっと見直してほしいな。

デュエットダンスは安定の素敵さ。2人の笑顔を見ていたら幸せな気持ちでいっぱいになって感謝感謝。

 

 
 
 
 
 
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2022年7月2日(土)

日経夕刊の連載で感銘を受けたので忘れないように。

最近のニュースは色々うんざりすることが多いけれど、日本には山田勝治さんのような方がまだいらっしゃるのだなと思うと自分も何かできることがないかと思い調べてみる。

2021年後半備忘録

昨日は弾丸で宝塚マチソワ。本当は6月19日(日)がmy初日だったけど我慢できなかった。ショーの柚香光のスーツにロングコート、ハットの場面が超素敵だった♡あの場面だけでも通う価値あるわ。

宝塚とスヒョンで忙しい(?)ので、観たもの聴いたもの読んだ本について記録し忘れている。でもやっぱり一言でも感想書いておいたほうが、後々自分の思い出しのためにもなるので。

 

2021年9月18日(土)

大手町座 第29回 ザ・ニュースペーパー ~演じる新聞、観る新聞~

岸田さんになる前。政治が酷すぎて風刺でも笑えなくてなってきてるなーと感じた。

 

2021年9月23日(木)

東京バレエ団「海賊」

招待券をいただいたので。

 

2021年10月14日(木)

モーリス・ベジャール・バレエ団「バレエ・フォー・ライフ」

なんかちょっとバラバラな感じがしてイマイチだった。

 

2021年11月13日(土)

東京交響楽団 第695回 定期演奏会

シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.35
オルフ:カルミナ・ブラーナ

指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ

初ウルバンスキ。指揮、オーケストラはすごくよかった。ソリストは焼かれた白鳥の人形?を持って出てきたテノールの彌勒忠史さんがよかった。カルミナ・ブラーナはやっぱりテンション上がる。

 

2021年11月13日(月)

第15回 日経能楽鑑賞会 能「楊貴妃」・狂言佐渡狐」

まだまだ勉強不足で楽しむ域には達していない。

 

2021年11月18日(木)

イザベル・ファウスト
J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティー
全曲演奏会

素晴らしかった。静かに心に響く。

 

2021年11月19日(金)

NHK交響楽団 第1943回 定期公演 池袋Cプログラム 

ブルックナー交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンチック」

指揮:ファビオ・ルイージ

コンサート詳細|NHK交響楽団

正直あんまり覚えてない。そこそこだった記憶。

 

2021年12月10日(金)

東京バレエ団くるみ割り人形

招待券をいただいたので。

 

2021年12月18日(土)

葵トリオ

はるばる葛飾シンフォニーヒルズまで。やっぱり聴く環境って大事だなーと思わされた。あんまり関心のなさそうなお客さんが多い感じで、こちらもあんまり集中できなかった。あと葵トリオも沖縄帰りだということで、いまひとつ集中力が欠けてた気がした。

 

2021年12月26日(日)

NHK交響楽団 ベートーヴェン「第9」演奏会

指揮:尾高忠明 

コンサート詳細|NHK交響楽団

ルイージがコロナで来日中止(泣)。あまり印象に残らず。

 

 

 

 

 

花組公演 梅田芸術劇場メインホール『TOP HAT』

3月22日(火)16:30公演 S席(1階13列センター 知人)

3月25日(金)13:00公演 S席(2階4列上手 梅芸会員)

3月26日(土)11:30公演 S席(1階10列上手 梅芸会員)

4月1日(金)16:30公演 B席(3階4列センター Vpass)

4月2日(土)11:30公演 S席(1階25列上手 梅芸会員)

f:id:tenmakaraizumi:20220404102140j:plain

配信入れて6回観たけど、まだまだ観足りない。

柚香光のジェリーにひたすらときめいていた。ものすごく洗練された紳士なのに、デイルに対するのめり込み具合が情熱的で柚香光にぴったり!というか、柚香光だからこういうジェリーになったのか。映画のフレッド・アステアより全然素敵。ダンスも本当に踊っているのが幸せという気持ちが伝わってきて、何故か泣けてくる。泣けると言えば、Cheek to Cheekの歌い出し♪Heaven, I'm in heaven〜は本当に天国にいるような多幸感に溢れていて胸がいっぱいで泣きそうになる。観てるだけなのに幸せで泣きそうになるってすごい事だ。

ダンスもお芝居もどんどん進化していって素晴らしい。だからこそ全部観たい。

ナツメさんの時も花組は初日と千秋楽のお芝居が全然違うと評判だったけど、花組の伝統か!?

ナツメさんが宝塚のフレッド・アステアと言われていたので当時、映画のTOP HATを観たけど、こういうドタバタ喜劇は自分の趣味じゃなくて、私はジーン・ケリーが好きと思った記憶が。

確かに今回も2幕のホレス、べディーニ、マッジのやりとりとか、初見では少し冗長に感じたけど、観るたびにどんどん楽しめた。お芝居のテンポが良くなったからかな。

 

ダンスはぜーんぶ大好きだけど、それ以外の特に好きな場面

・オープニングとショーが始まる前の映像が小粋。グッとTOP HATの世界に入っていける。

・ジェリーのロングコート姿。白いコートも燕脂のコート姿も超カッコいい!燕脂のコートの時は舞台を横切るだけなのがなんとももったいない。

・デイルが「乗馬クラブまでお願い」と言った時、御者に扮したジェリーの低音で短い「はい」がカッコいい。

・デイルが雷を怖がったあとの「ハ、ハーン」の言い方。

・雨宿りのデュエットダンスのあと、ホテルにもどってウキウキでひとり踊るデイルが愛らしい。

・「翼のついた鉄の塊のことだよ!」の時に飛行機の真似(?)をして両手をヒラヒラさせるのがso cute!

・1幕最後、赤い幕の前で踊るジェリーが何とも粋でかわいい(粋とかわいいを両立させてしまう柚香光)。

・Wild about Youの時のジェリーの表情の変化。結婚してるなら駄目というジェリーのまじめさ、でもお色気攻撃に負けて胸元をガン見するジェリー(笑)。そしてデイルが嘘をついているとわかってからの攻撃ぶりが楽しい。

・Cheek to Cheekの後のプロポーズで片膝をつく柚香光が美しすぎる。トートが銀橋で片膝立てた姿もそうだけど、なんでこんなに美しいのか。

・柚香光のキスシーンはどれも素敵なんだけど、キスする前の表情がそれぞれ違うのがさらに素敵。

・「ところでジェリーだよ、ジェリー・トラバース」と言う時の手の繋ぎ方よ。甘い、甘すぎる。

・ホレスとマッジの「それ以外はI Love You」は観る度に好きさが増していった。

・ジェリーとべディーニが見合って対決?してる時にマッジが真相を説明しようと割って入るんだけど、その時の「A, Ha?(怒)」の表情がかっこいい。でもそれに怯えてホレスのところに駆け寄ってヨシヨシしてもらうマッジかわいい(笑)。

・ちゃっかり神父のおかげで(笑)、デイルが実は結婚してなかったとわかった時のジェリーの表情よ。その後本当によかったという感じでずっと抱き合っているのもいい。

・挨拶して最後、♪君にすべてを賭けよう〜で花組生がみんな片手を差し出して柚香光の方に向けるのにグッとくる。

 

唯一残念だったのはトランペット。宝塚のトランペットは昔から音外すよなー。今回は特にトランペットが多用されていたので目立った。

それから細かい事だけど、ホレスがマッジに殴られて目の周りが黒くなっているシーンで、「まるでフランケンシュタインだ」っていうセリフがあるんだけど、これは正確には「フランケンシュタイン博士が作った怪物のようだ」だよなとつっこんでいた。私もカンバーバッチのお芝居を観たから知ったことなんだけど。

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ブロマイドは23枚買いました...

(再開後)東京宝塚花組公演『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』

2月1日(火)18:30公演 S席(1階上手、友の会抽選)

2月3日(木)13:30公演 S席(1階下手、チケトレ)

2月4日(金)15:30公演 S席(1階下手、チケトレ)

東京宝塚劇場

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再開できて本当に本当に本当によかった。どんだけ行くねんと自分でも内心ツッコミながら、でもこれだけ行ってもまだまだ観たいと思わせる素晴らしい公演だった(芝居、レビュー共に)。

1月の時も思ったけど、キラを演じるまどかちゃんのお芝居が特に変化が大きくて(宝塚グラフ調文体)。大劇場の時は正直、ウフフと笑いすぎかなーと思わんでもなかったんだけど、その笑いが消えていて自分の中の違和感も無くなった。あと、初めてクロノスケと外で花火を見る場面でも大劇場でははしゃぎぶりが少し芝居がかりすぎかなーと思ってたんだけど、再開後はそれが全くなくて本当に自然な感じですごくよかった。柚香光の自然なお芝居との釣り合いがとれてきたというか。柚香光は歌が格段によくなってた!歌の最後の言葉の処理がすごく良くなったし、低音の揺らぎもほとんど無くなったんじゃないかな。ひまわりの英語の歌も発音が随分滑らかになってた(これは聖乃あすかも)。この短期間で本当にすごいな〜。グダグダ言ってないで私も仕事頑張らなきゃ。

それにしても柚香光の素敵さよ。キラへの愛しさが溢れんばかりで、観客はそんなクロノスケにときめく。愛情の表現の仕方が本当に自然なんだよなー。宝塚的な大仰なお芝居とは違うのに、私が出戻ってしまったように何故か昔の宝塚の良さも感じさせてくれる。

賭場でヒモ状態で登場する場面でも、ソファでキラにがっつりもたれかかりながら本を読むクロノスケの彼氏感がすごい。コウズケノスケが吠えてるのそっちのけでオペラグラスでガン見。はいからさんの少尉もそうだったけど、相手役さんへの距離感に萌える。その後の「ほら言わんこっちゃない」とか「こら煽るな」とかの言い方もいいわ〜。

最近、キムスヒョンの「星から来たあなた」が日本でリメイクされるのでスヒョンファン的には絶対無理〜って感じだけど、これを日本でリメイクできるのはもしかして柚香光なのでは、と思ってしまった。韓国ドラマのファンタジーと宝塚って相性良さそう。実際、クロノスケがキラの涙を拭ったり、前髪触ったりするの韓国のロマコメでよくあるし。

今後も花組さんには特に大劇場公演では変に小難しいお芝居よりは宝塚らしい演目でお願いしたいわ〜。まどかちゃんとは常に恋人であってこそ宝塚の柚香光はより輝くと思う(悲劇でもいいけど)。柚香光のストレートプレイは卒業後見れると信じてるし。

 

東京宝塚花組公演『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』

1月4日(火)15:30公演 立ち見(センター)

1月6日(木)13:30公演 S席(1階下手)、18:30公演 A席(2階下手)

東京宝塚劇場

ああ、花組さん...(泣)

既に3回(ムラ合わせると6回)観たとはいえ、まだまだ観る予定だったのに(大泣)

どうか、どうか25日から再開されますように。感染者がジェンヌだったら?みんな一回ムラに戻ったのかな。お稽古する場所はあるんだろうか。柚香光は責任を感じすぎていないだろうか。とか仕事しててもついつい思考が花組さんのことに。ジェンヌが皆さん元気でいますように。

微々たるものではあるが、これまで我慢していた柚香光監修のネックレスとオードトワレと過去のグラフを思わず大人買い

こうなると3日にNHKBSプレミアムで放送してくれた『The Fascination(ザ ファシネイション)!』がものすごく有難い。公演中止になってつらくて見れないという人もいるみたいだけど、私は中止が発表された7日以外、部分的にでも毎日観てる。個人的に珍しく捨て場面がないショーで全部好きなんだけど、特に好きな細かい点を書いとこう。

・柚香光が星風まどかを見つめているところは全部好き。優しく見つめたり、妖しく見つめたり、同志として見つめたり、キザに見つめたたり、愛おしそうに見つめたり素晴らしい。

・プロローグ銀橋2人のデュエット、まどかちゃんが歌ったあと、左手を優しく自分の方に引き寄せる柚香光!これは元々の振り付けなんだろうか。

・柚香光が羽の中から出てきて、聖乃あすか、永久輝せあ、水美舞斗、星風まどかと一緒に踊る場面。ビジュアルが超強い!花組最高!

・その後、曲が主題歌に戻りつつほぼ全員?が舞台に揃い、スターが銀橋に並ぶ華やかさ!これぞ宝塚。

・食虫花の柚香光全部。ただただ美しく妖しい。こんな食虫花だったら自ら進んで寄って行って食べられるでしょ。舞台全体を観たいとも思うけど、それよりも柚香光を観たい!となり、ついオペラグラスで覗いてしまう。もちろんせり下がりの時の蝶を食べようとする微笑みも最高。

・すみれの場面の決めポーズをする柚香光がいちいち好き

・一之瀬航季、美羽愛が銀橋で歌っている時に出てくるひとこちゃんがイイ。階段の上からノリノリで踊っていて、勢いよくセンターに出てくる時もいいんだよなー。残念ながらそこは今回の放送では映ってなかった。

・放送では全然映ってないけど、柚香光とマイティが階段に登っていく時に視線を交わしたり、交わさなかったり、微笑みあったりしてるのをオペラグラスで見るのが楽しかった。これぞ舞台の醍醐味。

・もちろん柚香光とマイティのデュエットは大好きだけど、2人でクルクル回るところはテンション上がる。ショーの先生たちはもっと男役同士のデュエット場面を気軽に?作ってほしい。

・「ある愛の伝説」でマイティが銀橋で歌う時のひとこちゃんとまどかちゃんのダンスもお気に入り。

・同じく「ある愛の伝説」で白燕尾の男役が銀橋にずらっと並ぶシーンは、宝塚すぎて感動で泣けてくる。

・心の翼は言わずもがな。こんなに何回聴いてもいい曲ってそうそう無いと思う。高橋城先生すごい。なつめさーん(まぁペーさんトップの時の曲なんだけど...)

・フィナーレの燕尾の場面は、銀橋の柚香光も観たい!けど男役が斜めに降りてくるのも観たい!となって混乱する。

・柚香光のソロが終わって曲が転調していくところカッコ良すぎてゾクゾクする。

・そして柚香光を頂点に三角形になって片足上げるところは、カッコ良すぎ、素敵すぎで永遠に観ていたいと思う。

・柚香光、マイティ、ひとこちゃん3人で踊るところもいいよなー。これぞ美って感じ。カタルシスがすごい。

・情熱の花のひとこちゃんの銀橋ソロも好き。♪そーの思い出の〜で人差し指をチョンと振るのがキャーって感じ。マイティが出てきてからの後ろ姿のポーズも決まってる。なんか立ち姿とかネッシーさんを彷彿とさせる。

・大階段を真ん中まで降りてきた柚香光が、情熱の花の最後の♪ジャーンに合わせて片足を上げるのが密かなツボ。

・デュエットダンス後半の影デュエットが心に響く歌声。龍季澪と南音あきら。影コーラスがいい組は状態のいい組。

・最後のトップコンビのデュエットダンスは2人の息の合ったダンスにただただ幸せを感じる。優雅なんだけどキリっとした踊りも好き。高速回転リフトは毎回すごーいと感嘆するし、リフトの最後ゆっくりして下ろしてあげる優しさに♡

・デュエットの最後、銀橋に来る時に柚香光が結構オラオラでまどかちゃんに向かっていくのが最高にかっこいい。指でさりげなくクイってしてからの表情をオペラグラスで覗いて毎回悶えてた。Blu-rayのスターアングルに入れてくれてないかなー。

デュエットダンスが終わると、あー終わりだーとなって、あと100回は観たい!となってしまう。

 
 
 
 
 
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もーホントにこんな素敵な舞台が休演なんて悲しくて悲しくてやり切れない。トップスターの命は儚いのにっ。退団発表があった時の自分の心境が今から怖い。仕事3日ほど休むかも。